タイランドゴルフチャンピオンシップ観戦記

12月13日金曜日、予選ラウンド二日目。
アマタスプリングスで開催されているタイランドゴルフチャンピオンシップを観戦に出かけた。
パタヤからは1時間のドライブである。
たぶんバンコックからも1時間の距離ではないだろうか。

予選ラウンドの為に入場料は一人300バーツ、但し60歳以上のシルバーはパスポート或いは証明書があれば入場無料となっている。
入場ゲイトのすぐそばにドライビングレンジがあり、10時に到着したので後半の組が11からのスタートなのでゆっくりと各選手のショットを見ることができた。

注目の選手のショットを殆ど見ることができてラッキーであった。まず、
デンマークのオルセン(若いのにショットの切れ味、飛距離は抜群)、インドのガガンジット・ブーラー(アジアツアーの歴戦の勇士)、オーストラリアのフレイザー、ハンター・メハン、イギリスのジャスティン・ローズ、南アフリカのカール・シュワルッツエル、懐かしいジョン・デリー、地元からは日本でもお馴染みのマークセン、タイの小さな英雄トンチャイ・チャイディーなど、何と言っても人気があるのは日本から参加の石川遼で、ドライビングレンジから多くのギャラリーを引き連れていた。

初めて世界のトッププロのショットを目の前で見てつくづく感じることは、当然ながらショットの正確性とウッドクラブの弾道の素晴らしさと飛距離である。
軽々とドライバーで300ヤードを放つ。
ロングアイアンで250ヤードは飛ぶのではないかと思われる。
ミドルアイアンでも殆どが3m以内につく、ショートアイアンはピンポイントで落とせる。
アプローチウエッジのバックスピンの凄さはアマチュアにはまねのできないものだ。
この日はセルジオ・ガルシアが11アンダーでトーナメントをリードしたが、日本の石川遼も好調で6アンダーの66で回り4アンダーで日本選手としては最高位に立った。しかし小林やコーノ、カワムラ、片岡も好調であり予選ラウンドを通過するのは間違いなく決勝ラウンドが楽しみである。