ホンダLPGAトーナメント

今年の2月17日から20日までの4日間、サイアムカントリーオールドコースにて毎年恒例となっている上記のトーナメントが開催された。
弊社では最終日に限り観戦ツアーを募集して10名の日本からのお客様がこのツアーに参加されて頂いた。
当日は快晴、無風という条件の中で日本から参加の宮里藍宮里美香、上田桃子が出場した。
私は午前8時からドライビングレンジに陣取ってスタート前の各選手の練習状況を見守った。
一際その中で人気なのはさすがに昨年のディフェンディングチャンピオンの宮里藍であったが他の外国選手から比べると宮里美香も上田桃子もまるで子供のような体格であるのに驚いた。
この体のハンディーキャップを克服して昨年は優勝したわけだからショートゲームがすこぶる秀でていることを窺わせる。
練習場の真ん中にいた私のすぐ前に長身の美人プレーヤーがやってきた。
初めは誰だか分からなかったが同行している老年の紳士(?)がいるのでミッシェル・ウイーーだと分かった。
その隣にはやはり勝るとも劣らない美人のポーラ。クリーマー。
お尻の大きさが失礼だが日本の選手とは桁違いである。
まずポーラがショートアイアンから打ち始め次第に大きなアイアンに移りフェアーウエイウッドを調整してからドライバーへ。
またその逆にショートアイアンに戻り調整を終えた。
ポーラのショットの中で特に驚いたのはロングアイアンの正確性とその弾道の素晴らしさであった。
男性的な延びのある、先に行ってから上昇するボール。
いやいや、一時の日本の女子プロを見て来た私にとってはこれは本当に驚きであった。
更に驚いたのはミッシェル・ウイー。
大きな体の割には小さい顔、それにその顔の中にある小さな唇とっても愛らしい大人の女性を感じさせ、明日からすぐにでもファッションモデルとしても通用するのではないかと思わせる。
小さなバックスイングからダウンブローにボールを捕らえる。
見事なフェードボール、250ヤードの標識の上を越えて280ヤード地点にボールが集中する。
ティーオフ前のアナウンサーの紹介によれば全米一の飛ばし屋だとか、男子プロと殆ど飛距離は同じではないだろうか?
これには本当にビックリしたしまた感心をもした有意義な一日であった。
女子プロというイメージを変えさせられた。